ジェイン・オースティンの世界。

久々に「物語」を読んだなぁという感じでした。
きっかけは、映画『ジェイン・オースティンの読書会』を観たこと。この映画は、男女6人がイギリスの女流作家ジェイン・オースティンの小説を読んで語りあう「読書会」が話の軸になっていて、それまで全く知らなかったこの女流作家に興味を持ったというわけで。
私が読んだのは、『分別と多感』という理性的な姉と感情豊かな妹が主人公のお話。詳しいストーリーは割愛するけれど、時代や国は違えど人間の陽の部分も陰の部分も的確に捉えてて「あーわかるなぁ」と思う言葉が多々ありました。もちろん物語としても波瀾万丈で引き込まれるし。おすすめです。