読書記録:2006年6月

blogを移転しても、この記録は続けようと思います。
6月に読んだ本は、以下の通り。


<小説>

→『ノルウェイの森』が初・村上春樹の小説だったのだけれど、これが第二弾。今ちょうど『スプートニクの恋人』を読んでいるけれど、この人の話はやはり何となく似ている。。でも、だんだんハルキワールドにはまってきた感じ。

→読みやすくて、一日で読みきった。恋愛はお互いが向かい合っている状態、結婚は二人が同じ方向を向いて歩んでいく状態、というくだりに妙に納得。


<エッセイ>

  • 『ソウルコレクション 心にエネルギー補給する40の物語』光野桃、集英社文庫

→光野さんはファッションエッセイストであり、最近は小説も書いている人なんだけれど、本当におしゃれな人ってこういう人のことをいうのだな、と思う。

  • 『パリ20区物語』吉村葉子、講談社文庫

→パリそれぞれの区にまつわるエッセイ。中心部の1区から始まり、20区まで続く。いろんなお店や公園、美術館の話が出てきて、パリに行きたくなる本。


<ビジネス・その他>

シリコンバレーに10年以上住む著者が、「ウェブ進化」についてわかりやすく書いたベストセラー。来年からIT関連の仕事をする予定なので、参考になった。新たな視点をもらった感じ。

NRIグループの教育専門会社で講師をしている人が書いた本。ロジックツリーとかマトリクスとか、いわゆるロジカルシンキングのツールが紹介されているのだけれど、それがITの仕事にひきつけて書かれているので興味深かった。

→作家村上龍と、アメリカ出身でIT関連の仕事をしている伊藤穣一の対談をまとめた本。話題はインターネットから日本の政治・文化まで幅広い。陳腐なことを言うなぁと思う部分もあったけれど、口語だからよみやすいし、全体的にはとても面白かった。


6月もまた7冊しか読めなかった。。うむー。
でも、小説、エッセイ、ビジネスっぽいもの、と様々なジャンルをカバーできたのは自分的に満足感。